暑い日が続いていますが,皆さん体調はいかがでしょうか?
わたしは先週の土曜日,夏バテ気味の心と体のリフレッシュを兼ねて,延岡の花火大会に行ってきました。
まだ明るいうちに会場に着いたのですが,浴衣姿の女の子の多さにびっくり。
基本的に人混みが苦手なわたしですが,色とりどりの華やかな姿を眺めているだけで,逆に気持ちが癒やされていくのを感じました ♪
ただ!ただ!
ひとつだけ,どうしても違和感がぬぐえないことがありました!それは。。。
歩き方(笑)
せっかく浴衣を着ているのに,洋服のノリで大股で歩くのは勿体ないなぁーと。
親御さんも浴衣を買ってあげる時は,買うだけじゃなくて,歩き方を教えるところまでワンセットと考えるといいかもですね ♪ ( わたしも然りですが (^^;) )
ところで,花火のかけ声といえば「たーまやー」ですよね。
これは,江戸時代の花火屋, “玉屋” が由来しているのは有名な話。
で,わたし,ちょっと気になって詳しく調べてみました ♪
玉屋というのは,老舗の ”鍵屋(かぎや)” という花火屋からのれん分けしてもらったんだそうです(ちなみに鍵屋は今も続いておりまして,現在十六代目!!)。
花火の腕も人気も,本家の鍵屋をしのぐ程だったらしいのですが,営業中に火事を出してしまい,「花火屋が火事を起こすとは何ごとだ!!」と一代限りで江戸を追放されてしまいました(TдT)。
にも関わらず当時も,そして百年以上過ぎた現在でも,花火といえば
「たーまやー」(゚ε゚*)
見上げるものという花火の性質上,あ行が多い方が言いやすいっていうのは何となく想像つきますが。
語呂の良さだけではなく,きっと花火のようにパッと咲いてサッと消えた玉屋の儚さと潔さが,気っ風のいい風情を好む江戸っ子の気質にぴったりマッチしたのかもしれませんね。
わたしの仕事も玉屋のようにパッとやってサッと終われるといいんですけど,こればかりは鍵屋スタイルでコツコツ頑張るしかありません…(((;^^)
いい仕事をするには,毎日の地道な積み重ねが,
「かーぎやー!」♪