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最近凝っていること(弁護士 真早流 踏雄)

  • 2013.8.7

友達に誘われてフルートを習うようになってから2年が経過しました。
人並みに音楽を聴くのは好きで,楽器の中でも特にフルートの音色が好きでした。
しかし,小学生の頃から歌を歌うと音痴と言われ,通知表の音楽の成績は「2」でしたから,これまで音楽コンプレックスの固まりでした。
そんな私の気持ちは絶対音感の持主である松浦先生には絶対に分かりますまい・・と思います。
初めて自宅でフルートを吹いたとき,犬は吠え出し,ネコはベッドの下に隠れ,カミさんから部屋を追い出されてドアを閉め切られ,かなりの疎外感を味わいました。
また,友人から「フルートは美しいというイメージなのにお前がやるとイメージが壊れる」とも言われました。
しかし,そのような他人の意向など無視して,教室に毎週通ってレッスンを受けるうちに何とか吹ける曲も出てきました。
1年目の夏の発表会では,かなり練習したつもりなのですが,いざ本番になると,膝,唇,指が震えだし,全く演奏できず,これが「あがる」ということなのかと驚きました。
そこで,2年目の発表会では,事前にお医者さんに軽い精神安定剤を処方していただき,それを発表の前に飲んだところ,全くあがらず,これはこれで驚きでした。
そのような情けない次第で3年目に入り,間もなく3回目の発表会を迎えます。今回は,新福先生をお誘いしており,一緒に出ることになります。
現在,私が最も吹けるようになりたいと思っている曲はシューベルトの「アベマリア」とバッハの「シチリアーノ」です。
そのうち皆さんにもお聞かせできるかも知れません。その際は,ご迷惑でしょうが少しの時間我慢をお願いします。