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コラム


事務所便り(宮崎事務所事務局)
 長男がドイツで働くことになり,友人に「そのうち遊びに行こうと思っていてもなかなか行かずに過ぎてしまうから,すぐに行く計画を立てるように」と後押しされ,娘と計画を立てました。職場に迷惑をかけまいと,お盆休みを利用して計画しました。
 福岡からオランダ経由でドイツ・ベルリンへ。
 その年はなぜか台風が多く,台風から逃げるように福岡に行き,いざ福岡を離陸しようと飛行機が加速したとたん急ブレーキで止まりました。エンジントラブルらしく,原因が分かるまでと足止めされ,その日は飛ぶことができず,翌日もどうなるか分からないとのことでした。出発が遅れるとドイツで過ごす日数も短くなるため,思い切ってキャンセルすることにしました。
 空港に行き,キャンセルの手続を取るとき,長男に会いに行くのが伸びると思うと,寂しさがこみ上げて,涙が潤んできて,声が震えました。娘は,そんな私を恥ずかしく思ったらしく,後ずさりして他人の振りでした。
 幸い旅費が全額戻るとのことでしたので,10月に再度計画しました。
 今度は,東京からフランクフルト経由でベルリンへ。乗り換えがオランダよりも,同じドイツ国内の方が何かあったときには安心かと。この時も,台風から逃げるように東京に行き,今回は無事にドイツに着きました。
 フランクフルトでの乗り換えでは,飛行機が遅れたこともあり,日本語の話せるスタッフが待ってくれており,乗り換え場所まで案内してくれました。ぎりぎり間に合ってとても助かりました。フランクフルトからベルリンまでの飛行機はキャビンアテンダントもドイツ人で日本語が話せるような雰囲気でもなく,周りは外国人ばかりで,これでアクシデントがあったらどうなるのだろうと不安でした。
 帰りも同じくフランクフルト経由でしたが,帰りは待ってくれているスタッフもおらず,娘と二人で片言英語と案内板を頼りに乗り換え場所まで何とかたどり着きました。ツアーではなかったので,外国での飛行機の乗り換えがとても不安で、英語が達者でもないのに無謀な旅を実行したものだと思いました。私の心配ぶりに娘はあきれていました。
 ドイツでは,同じ飛行機に乗る女性〈私の母親くらいの年齢でしょうか?〉に声をかける機会があり,あちらも日本人の母娘ということもあり気を許したのでしょうか,「トイレに行くので荷物をみていて欲しい」と頼まれました。外国ではあり得ない話かな〜と信頼していただけたことをうれしく思いました。
 長男がベルリン・ベネチアの観光地をあちこち連れて行ってくれました(日本との交通事情の違いを実感しました)。ここではぐれたら大変なことになると思い,必死について歩きましたが,子どもたちが私を気遣いながら導いてくれ,立場が逆転したな〜と思いつつ,とても頼もしく思えました。
 行き帰りの空港でのドタバタ劇はさておいて、それ以外の旅先では子どもたちの成長ぶりを実感することができ,とてもすばらしい親子旅でした。

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